コロナウイルスが終息したらカマキリを探しに海外へ向かう予定です!

『ハリガネムシ君のお腹暮らし!』【昆虫物語】

昆虫ブログ
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マイホームは腹の中!そんなハリガネムシ君はいったい毎日どんな生活をしているのでしょうか。

ある女性ハリガネムシさんに密着しました。

ある川から物語は始まる。

『綺麗な川の中で、彼女は生まれました!体はまだまだ小さくて、なんだかイモムシに似ているような、そんな姿をしています。今は川の底で暮らしているようです。』

【ハリガネムシは水中で交尾し、産卵します。その後1,2か月かけて卵から幼生になって、その後はひとまず川の底で生活するのです。】

『ある日、いつものようにボーっと川の中で揺られていると、前からとてもでっかい虫が近づいてくるのが見えました!、、大きい目でこちらを見ているようです。
一瞬のことで逃げることも隠れることもできず、なんと私はその虫に食べられてしまいました。』

『でも、、実はそれでよかったのです。。これも全て計画通り!!』

【ハリガネムシはカゲロウやユスリカなどの水生生物に捕食されます。そしてここから、『おなか暮らしのハリガネムシ』としての生活が始まるのです。】

おなかの中。

『豪快に飲み込まれてしまった^^;、でもこれでいいんですよ。とりあえずこの虫さんの腸まで進んでみようかな。きっと良い場所が見つかると思う。それにしてもなんだか落ち着く~~、気がする。』

【幼体のハリガネムシは体の先端にノコギリのような物を持っていて、捕食してきた水生生物の腸の中を移動することができます。】

『腸までやってきた。うん、、このあたりでいいだろう。さてさて、時間もあることだし、のんびり昼寝でもしましょうかね。💤』

【ハリガネムシはお気に入りの場所を見つけると、休眠状態に入るため『シスト』という殻を作ります。殻の中で体を降りたたみ、眠るのですが。完全な休眠となると、マイナス30℃で凍らしたとしてもへっちゃら。全然問題ありません。】

おなか暮らしもこれからが本番!

シストに包まれ眠っている。

【数日後。。】

『どうやら、私を食べた虫さんが飛べるようになったみたい、なんとか陸にあがることができたぞ!そろそろ起きる時間かな。』

【水生昆虫の中には、カゲロウやユスリカのような、成長すると川から出て飛び立つ者もいます。】

さぁお昼寝タイムも終わりだ!卵を産むのにもっと大きくならないと。立派な母親になって見せますとも!』

【おなかにハリガネムシがいる状態で、捕食した虫は寿命を迎えました。そしてその亡骸をカマドウマが食べたことで、今ハリガネムシさんはカマドウマ親分のお腹の中にいるのです。そして栄養を得るため、シストを破って休眠から目覚めました。

『それにしても大きくて快適な部屋だな~~。これならまだまだ大きくなれる。』

【カマドウマと共に過ごし、3ヶ月の時が過ぎようとしていた頃。】

『結構体も大きくなってきたし、そろそろ卵も産める年ごろかもしれないな。ここから外に出る良い方法を考えよう。』

【2~3ヶ月もたつと卵を産むのに十分な体つきになってきます。大きいときは、30cmや、40cmくらいになっていることもあるんです。】

体長30cm!

卵を産みに川に帰ろう!

『卵を産みたいから川に行きたいのだけど。。あっ!そうだ。この虫さんに連れてってもらおう!』

ハリガネムシは卵を出産するために、宿主を操作して水辺まで移動させることが出来るのです!詳しいことはまだ解明されていませんが、どうやら脳にある種のタンパク質を注入することで動かすことができるみたいです。ふしぎですね。】

『ちょっと急がないとね、私に残された時間も少ないから。』

【ハリガネムシさんの寿命は約一年です。その間に子孫を残さねばなりません。】

『よ~し。到着っ!良かった。これでこのお家ともお別れか。卵たくさん産みます。本当にありがとう!』

【こうしてハリガネムシは卵を産むため宿主のお尻から出て、また水辺に戻ってくるのです。】

さよなら~

◎YouTubeでハリガネムシをいじめて楽しんでいるようなものがけっこうありました。なんかそれが嫌だったので、ハリガネムシさんについて書いてみました。ちょっとでも好きになってくれたらうれしいです。

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