コロナウイルスが終息したらカマキリを探しに海外へ向かう予定です!

『ジャングルで生きる。ハナカマキリの一生に密着!』【昆虫物語】part1

昆虫ブログ
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ピンク色の美しい見た目で、アジアのジャングルで捕食者として生活するハナカマキリ。彼らはそんな派手な体をしながらなぜ、厳しい自然界で生き残ることができるのでしょうか?

ある女性ハナカマキリに密着し、その謎に迫ります。

マレーシアのジャングルで物語は始まります。

卵の中で1か月と10日の月日が過ぎたある日の朝。

彼女はマレーシアのジャングルで『80匹』の兄弟と共に生まれました。

まだ体は7mmくらいでとても小さいです。

なんと体色はピンクではなく頭と脚は黒、それ以外は赤色をしています!

【ハナカマキリの生まれた時の体色はピンクではなく、黒と赤色をしています。実は、有毒なカメムシに擬態しているのです。生まれたばかりの体はまだ小さく、いろんな虫が天敵です。なのでハチやチョウをおびき寄せるピンクよりも、毒々しい赤色をしていた方が、生存率が上がるんです!】

ハナカマキリの孵化

生まれると同時に一度目の脱皮を終えると、生活を共にした80匹の兄弟は思い思いの方向に歩いて行きます。

そして広大な世界での新しい生活が始まるのです。

【卵からかえる幼虫は50~100匹くらいです。】

【生まれたときは、前幼虫というさなぎに似たような姿になっていますが、すぐに一度目の脱皮をしてカマキリらしい形になります。】

【その後兄弟たちと別れてそれぞれの道を歩んでいきますが、成虫まで育つのは『ほんの数匹』と言われています。】

美しくて怖い世界。

驚きの一瞬

全てが自分より大きくて広々した世界。

その片隅でひっそりと歩いていると、『とっても大きな虫を見つけました!』

形は私にそっくりだけど、何十倍も大きいです。

そんな時、兄弟の一匹がその大きな虫に近づいていくのが見えました。

心配になって見ていた次の瞬間!

『その兄弟は食べられてしまったのです。』

速すぎて全く見えませんでした。

私は恐ろしくなってその場所から逃げるように走りました。。

【彼女が見た大きい虫はハナカマキリの終令幼虫でした。どんな虫でも捕食対象として見ているため、同じ種類の幼虫であっても食べてしまうこともあるのです。】

初めての獲物!

獲物を捕まえる。

この世界の恐ろしい一面を知ってしまったハナカマキリの幼虫は、激しく動いたことでお腹を空かせていました。

このままでは飢えて死んでしまいます。

そんな時、私の目の前に『小さな虫』が飛んでいるのを見つけました。

なぜか直感的に食べられるものだと理解した彼女は、まさに兄弟を捕食したあの虫のように、鎌で包み込むようにして飛んでいた虫を捕まえたのです!

動く虫をひとかじりすると、お腹が満たされていくのを感じました。

そして彼女は、自分が肉食の捕食者であることを知ったのです。

【小さい幼虫にとってはほとんどの虫が危険な相手ですが、ショウジョウバエのような小型の昆虫は、彼女らの命の支えになっているのです。】

食物連鎖を駆け上がる。

暗い夜が終わり、太陽が昇る直前のこと。

私は木の枝で休憩していました。でもいつもと様子が違います。

どんどん皮がむけていって、とうとう体を覆っていた皮から抜けてしまいました!

【初めての脱皮を成功させて、2令幼虫になりました!カマキリの脱皮の回数は種によって違いますが、成虫になるまでに5~10回ぐらい行うものが多いようです。】

2令幼虫

いつものように獲物を捕まえるため歩いていると、いつも怖くて近寄れなかった虫たちが少し小さく見えます。。

いやそうではなく、私が大きくなっていました!

それよりも驚いたことに、体がピンク色に変化しているのです!!

【脱皮したことにより、一回り大きな体と、ピンク色の体を手に入れました。ここから美しき擬態の達人、ハナカマキリとしての生活が始まるのです。】

part2につづく・・・

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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