コロナウイルスが終息したらカマキリを探しに海外へ向かう予定です!

『夏場に生まれたアカイエカの一生』【昆虫物語】

昆虫ブログ
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『プ~~~ン。。』ぐっすり寝ているときにこんな音が耳元で聞こえたらもう眠れません!昼でも夜でも関係なく吸血してきますし、何よりも吸われた後かゆいのは本当に困ってしまいます!この嫌がらせとしか思えない行動はいったい何なのでしょうか。

ということで今回はアカイエカの一生に迫り、この謎な行動について解き明かしていきたいと思います。

1匹のメスのアカイエカに密着しました。

道端のドブから物語は始まる。

卵が産み落とされてから約2日、あったかくて過ごしやすい夏の季節に、私は道端のドブの中で生まれました。まだまだ体も小さく体長は6mmくらいです。

ドブの中は食べ物もたくさんあってすごく快適です!

ボウフラは水面で休憩中。

~生息する場所~
【アカイエカは、卵を産み付けてから2~5日くらいで幼虫になります。速いときは1.5日くらいで孵化することもあるようです。蚊は水中に産卵しますが、綺麗な水だったり、汚い水だったり、広いところや、空き缶のような狭い場所など、種類によって様々です。その中でもアカイエカは汚い水を好むので、ため池や下水溝、植木鉢の受け皿などに産卵します。】

~なぜ水中?~
【蚊の幼虫のボウフラが水中で生活するのは、成長するのに大切な栄養分がたくさんあるからです。主に落ち葉や自分より小さな生き物を栄養源として生活しています。】

ボウフラの進化系??

卵からかえって7日!なんとか4回目の脱皮に成功しました!

気温はあったかいし環境も完璧なので、体の成長も早い!もう蛹になれそうです!

こんな良い場所に産んでくれてありがたい!

オニボウフラ

~オニボウフラ~
【ボウフラは脱皮を行いながら(4回)水中で6日~7日くらい生活すると、オニボウフラになります。オニボウフラとはさなぎの状態のことで、成虫になるための最後の段階です。この状態が2日~3日くらい続いて、その後水中生活の終わりとともに成虫になり陸に降り立つのです。】

~ボウフラとオニボウフラの呼吸法の違い~
【ボウフラはおしりのところに呼吸管があり、水面に逆立ちしてぶら下がっている状態で呼吸します。しかし脱皮を繰り返しオニボウフラになると、おしりではなく、胸にある器官を水面に出して呼吸するようになるのです。】

成虫の生活!

さなぎになって2日、とうとうこの時がやってきました!

水中での生活が終わって、これからは成虫としての新しい暮らしがはじまります!

飛んでどこへでも行けるんですよね~。気分が上がってきました!

吸血中

~アカイエカの繁殖力~
【アカイエカはさなぎから2日かけて見事成虫にまでなりました。なんと卵から成虫になるまでにたったの10日しかたっていないのです。気温が25℃~30℃の日が続く夏の間は、早ければこのくらいのスピードで新しい蚊が生まれます。さらに一匹のアカイエカが産む卵は150~400個くらいありますので、この繁殖力には驚きます。】

~成虫の寿命~
【成虫の寿命は2~3週間ほどで、その間に交尾や産卵を行います。】

~羽ばたく回数~
【アカイエカは一秒間に、なんと600回も羽ばたいています。】

食事

アカイエカ
アカイエカ

お腹が空いたな。。

とりあえずお花畑へ花蜜を吸いに行こうと思います!

~蚊のごはん~
【幼虫は藻や微生物などを食べますが、蚊の成虫の食べ物は花の蜜や草の汁です。蚊のメスが人間や動物の血液を吸いますが、これは主食ではありません。】

交尾

子孫を残すためにオスを見つけに行きます!

どこかで集団になってアピールしていると思うので、ちょっと探してみます。

~蚊柱~
【蚊のオスは、メスに見つかりやすいように大きな蚊柱をつくってアピールします。メスはたくさんいるオスの中からパートナーを選び交尾をするのです。】

吸血

産卵のために血をいただきに行きます!!

命がけの挑戦になるのでかなり緊張しています。。がんばります!

~血を吸うわけ~
【蚊は産卵のために必要な栄養源を得るために血を吸います。なので吸血するのはメスだけでオスは何もしません。それと一回に吸う血の量は、蚊の体重と同じくらいの量で、大体2~3mgほどです。】

~刺されると痒いわけ~
【蚊に刺されてかゆいのは、蚊の唾液に入っている血液を凝固させない成分と麻酔作用を含む成分で、アレルギー反応が起こっているからです。】

~血を吸う蚊の種類~
【蚊は世界に3500種類以上存在していて、日本には100種類くらい生息しています。そして、そのうち血液を吸うものは52種類といわれていますが。さらにその中でも人を刺すものは8種類くらいしかいないといわれています。】

産卵!

とうとう産卵のときです。

卵を産んで2週間もたてば子供たちも成虫になって元気に飛び回っていることでしょう!

私たちはこんな短い人生を繰り返しながら命をつないでいくのです。

産卵

【メスはオスと交尾した後お腹いっぱいになるまで吸血して、3日後に産卵します。】

【こうして蚊たちは2~3週間の短い寿命で子孫を残すため、今もこうして血を吸いに私たちの元にやってくるのです。】

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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